お知らせ
2024.12.06
岡山国際サーキットで開催された「OKAYMAロードレースシリーズ&MOTO Revolition 第6戦」地方選手権ナショナル J-GP3クラスに、本学看護学部の学生が参戦しました。
看護師という職業を目指しながらも、週末はレーシングスーツに着替え、バイクを操る姿は、一見すると対照的なように思えますが、共通点も少なくありません。
看護師は、患者さんの命を預かり、常に冷静かつ迅速な判断が求められます。一方、レーシングドライバーは、一瞬の判断ミスが結果を分ける過酷な世界で戦います。どちらも、高い集中力と体力、そして何よりもチーム関係者や患者さんなどの「人のために」という強い使命感が必要とされます。
今回のレースでは、予選で見事トップタイムを記録し、その実力を遺憾なく発揮しました。しかし、決勝ではアクシデントに見舞われ、惜しくも4位という結果に終わりました。それでも、看護の勉強とレースの両立という厳しい環境の中、ここまで成長してきたことは、本人にとっても大きな自信になったことでしょう。
この経験は、将来、看護師として働く上で必ずや活かされるはずです。レースで培った集中力や判断力は、仕事をしていく上で必要不可欠な能力です。また、チームスタッフとの連携や、レース後の冷静な自己分析は、医療現場でのコミュニケーション能力を高める上でも役立つはず。
■出場学生のコメント
環境を整えてくれているチーム、いつもサポートしてくださるメカニックさん、家族、そして応援してくださる先生方へ心から感謝しています。皆さまのおかげで、レース活動を楽しみながら全力で取り組むことができます。これからも勉強とレースの両立を頑張り、少しでも良い結果を出せるよう精進していきます。今後とも応援よろしくお願いいたします。
本学は、学生の多様な才能を応援し、それぞれの夢の実現をサポートしていきます。努力している姿が、多くの人の心を鼓舞し、多くの人の励みとなることを願っています。