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お知らせ

2024.09.04

2024.7.30看護学部「臨地実習協議会」を開催しました

2024.7.30看護学部「臨地実習協議会」を開催しました

7月30日(火)、本学看護学部棟において「臨地実習協議会」を開催いたしました。

この会は「実習施設との連携を強化し、看護学実習指導の向上をはかる」ことを目的に、今年は、講演会を通して看護実践や実習指導について共に研鑽を行うこと、分野交流会では実習指導の在り方についての意見交換を行うことをねらいとしました。

実習施設から23名の指導者の方々がご出席くださいました。


井上学長、三宅看護学部長の挨拶の後、ご出席いただいた所属施設の紹介、続いて教員の紹介が行われ、その後、「協議会及び今年度実習計画の説明」、「講演会」、「分野別交流会」が行われました。


井上学長からは、地域医療を支える人材育成へ向けた本学の使命と抱負、地域と共に協働していく今後の大学の取り組みについての説明がなされ、施設の皆様方の日ごろのご支援に感謝のことばが述べられました。

三宅看護学部長からは、実習施設のこれまでの教育へのご支援とご理解、実習指導における施設の皆様の温かいご配慮に感謝のことばが述べられ、井上学長の兵庫県看護功績賞受賞の報告がなされました。

赤星実習委員長からは、本学の教育理念、実習の目的・目標、協議会の目的、今年度の新カリキュラム下での実習の変更点についての説明がなされました。



特別講演は、上智大学総合人間学部看護学科三次真理先生に「内部の力にアプローチするケアリングパートナーシップに基づく看護実践」というテーマでご講演をいただきました。

M ・ニューマン理論に基づく人間観、健康観を踏まえた看護実践と実習での学生への関わりが具体的な事例で紹介されました。人間の持つ内部の力(自己組織化する力)に働きかけるケアリングパートナーシップでの関わりは、私たちがよって立つ看護診断に基づく問題解決思考に、気づきや意味を引き出す新たなものの見方、考え方、関わり方を拓いてくれました。


最後に、各分野に分かれて、本学の教員と実習施設の指導者の皆様との間で分野交流会を行いました。基礎、成人急性期・慢性期、老年、小児、母性、精神、在宅分野に分かれ行いました。

講演での内容に示唆を受け、これまでの関わりを振り返りながら学生やスタッフ・患者様への関わりについての思いや意見交換が活発になされました。


ご参加いただきました皆様からは、講演会について「スタッフにも聞かせたかった」、「実践に活かしたい内容であった」、「もっと聞きたかった」等の感想をいただきました。分野別交流会では、「他の施設の実習状況を聞くことができ、また、先生方の思いも確認することができた」「実習を控え非常に参考になった」等の感想をいただきました。実習施設の皆様との連携がより強化され、実習へ向けての励みとなりました。

お暑い中、またご多忙のところご出席いただきました皆様に、心から御礼申し上げます。

(*写真の掲載については、許可を得て掲載しております。)