学部・大学院

言語聴覚療法学科

学生からのメッセージ

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内定先: 医療法人社団甲友会西宮協立リハビリテーション病院
言語聴覚療法学科 4年次生(2014年3月卒業)
清水 凪沙 さん
(福井県立美方高等学校出身)
※2013年度取材

自分の特長や大学で培ったスキルを
しっかりアピールし覚えてもらいました。

第一志望だった病院に言語聴覚士として内定をいただけたのは、説明会の時に勤務体制のことや勉強会の頻度など、興味があること、わからないことを具体的に質問して顔を覚えてもらったことが大きかったと思います。面接では、臨床実習で培った「患者さんとのコミュニケーションスキル」をしっかりアピール。もちろん相手の目を見て、笑顔で話すことを心がけました。就職先となる病院には年上の先生方はもちろん、大変偉い先生もいらっしゃいます。でも、本学は先生と学生の距離がとても近い大学だったため、目上の方との接し方やマナーを自然と身に付けることができ、その点に不安はありません。新人教育制度や勉強会など、働き出してからもしっかり学べる環境が整った病院なので、患者様の回復をサポートするプロとして、これからさらに成長していきたいと思います。


卒業生からのメッセージ

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勤務先: 財団法人 神戸在宅ケア研究所 神戸リハビリテーション病院
芝 さやか さん
( 言語聴覚療法学科 2010年3月卒業)
※2012年度取材

患者様の回復に寄りそう、言語聴覚士。
医療現場に必要とされている実感があります。

質の高いリハビリを提供していることに魅力を感じて、今の職場を希望。第一志望だったので、就職活動の苦労はしていません。言語聴覚士が資格化されたのは1997年で認知度はまだ低いのですが、患者様の回復を多角的にサポートする仕事であり、医療現場における需要と存在感は非常に大きいですね。働き始めて驚いたのは、想像以上に患者様と向き合う時間が多いこと。そのぶん深い関係を築くことができ、「ありがとう」の笑顔を多くいただけることが、毎日のやりがいにつながっています。このような仕事に就けたのも、大学時代ほぼマンツーマンの指導で国家試験合格へ導いてくださった先生方のおかげ…と、あらためて感謝する毎日です。


学生&教員の対談

患者様を始め、周囲の方々と素直な気持ちで関わることが大切。

images実習先でコミュニケーションが難しい患者様が伝えてくださった「ありがとう」の言葉は、何よりもうれしかったです。言語聴覚療法学科 4年次
(2014年3月卒業)
溝曽路 稜 さん
(岡山県立林野高等学校出身)

images復習しやすいノートのとり方からレポートの書き方まで、一から教えてくれるのでしっかり授業が理解できています。言語聴覚療法学科 3年次
(2015年3月卒業)
宮根 舞 さん
(広島県・私立銀河学院高等学校出身)

images言語聴覚士とは発声、言語、聴覚などに障がいがある方をサポートし、その人「らしさ」を取り戻していただく仕事です。言語聴覚療法学科
鈴木 正浩 講師


鈴木
確か、溝曽路くんはお兄さんがリハビリに携わる仕事をされているんだよね?
溝曽路
はい。兄が理学療法士で、親戚にも作業療法士をしている人がいます。
鈴木
言語聴覚士をめざしているのはそうした環境の影響かな?
溝曽路
はい。高校生の頃、兄から仕事の話を聞いてリハビリに興味を持ったのですが、調べてみると言語聴覚士は数が足りていないとわかったんです。将来は人の役に立つ仕事がしたかったので、迷わず言語聴覚士の道に進みました。
鈴木
確かに言語聴覚士は人数が少ない上に、対象となる方の範囲が広がってきているから、今後ますます必要とされるだろうね。
溝曽路
宮根さんはどうして言語聴覚士をめざそうと?
宮根
もともと言葉や会話に興味があって外国語を勉強していたんです。ただ、上手にコミュニケーションがとれないことがあると「なぜうまく伝わらないんだろう?」と理由を突き詰めるようになっていって。そんな時、先生が言語聴覚士という職業を教えてくださったんです。
鈴木
この仕事に関心を持って語学や言葉への興味から入ってくる文系出身の学生は意外と多いよね。
宮根
ただ、入学当初は周りは理系の人ばかりだと思っていたので、授業についていけるか不安でした。
鈴木
実際はどうだった?本学科は1年次からしっかりと基礎を固めるカリキュラムが整っているから、文系理系関係なく学べているんじゃないかな?
宮根
はい。自分が文系とか理系とか、ほとんど気にせず学べています。
溝曽路
本学は少人数制だから、大学なのに高校の教室をそのまま持ってきたような雰囲気があるよね。
宮根
だから先生に質問もしやすいし、ほかの人が頑張っている姿が見えやすいから、「私もやらなきゃ!」ってなるんです。
鈴木
いい意味でのライバル関係が築けているみたいだね。宮根さんは、将来どんな職場を希望しているの?
宮根
大規模な病院の実習で、大勢の人が関わり合いながら患者様のために働く様子を見て以来、自分もその一員に加わりたいと思っています。ただ、小規模な病院の良さも知った上で最終的に決めたいですね。
鈴木
溝曽路くんは、すでに内定をいただいたんだよね。
溝曽路
希望していた急性期と回復期に一貫して関われる病院から内定をいただきました。これから言語聴覚士として社会に出る前に、僕たちに何かアドバイスをいただけますか。
鈴木
君たちは臨床の現場で、多くの患者様と接することになるけれど、どんな時でも、いつもよく見て考えることを大事にしてほしいな。
溝曽路
先入観を持って接したり、自分だけの考えに固執しないということですね。
鈴木
そう。そのことを忘れずに素直に障がいと向かい合うことが患者様との距離を縮める第一歩になるからね。
宮根
わかりました。どんな時も素直に患者様と接することができる言語聴覚士になれるよう頑張ります。
溝曽路
僕も、いろいろな立場の人の考えや見方を踏まえて行動できるプロをめざします!

※2013年度取材

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