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第4回 新しい多職種連携教育セミナーを開催しました[教務課]

第4回 新しい多職種連携教育セミナーを開催しました[教務課]

従来医療系学部で行われてきた多職種連携教育に文系エッセンスを加えた「新しい多職種連携教育」の第4回セミナーが、11月12日(水)に実施されました。

セッションの前半部分では、姫路市総合教育監である加藤聡氏による特別講義「1分プレゼン道場 ~どんな進路でも必須なスキル~」が行われました。元日本テレビのアナウンサーとしての経験を活かし、聞き手の興味を引く方法、わかりやすい言葉遣いのポイント、心地よい話し方のコツ、さらにAIを使用する際の注意点などをご教授下さいました。副題にあるとおり、立場にかかわらず他人と連携する上で必要となるコミュニケーションの技能について学ぶことができました。


セッションの後半部分では、1回生はディベートを体験した上で、自分の意見を押し通そうとする際にやってしまいがちな詭弁や誤謬について学びました。学生たちは自分たちがそのような誤った論理展開をしてしまうことがあると気づけたようで、自分が使わないのはもちろん、他人の詭弁や誤謬に言いくるめられないリテラシーについて理解を深めることができました。2回生は論理的思考が求められる問題をチームで協力しながら解くことで、自分の考え方の癖や誤りに気づいて修正するメタ認知について学びました。冷静に自分のことを分析する視点を持つことが成長につながり、より良い問題解決や意思決定ができるようになることを学びました。

今年度4回のセミナーを通じて、所属や立場を超えて他人と連携するために必要な知識を学んできました。今年度1回生として参加した学生たちが成長して来年度には上級生として新入生をリードしていけるよう、そして所属を超えた学内の連携を強化していけるよう、来年度の活動計画を策定していく予定です。


参加学生の感想(抜粋)

・その場の雰囲気に合わせてテンションや声のトーンの調節がとても大切だと思った。プレゼンの仕方や相手にどのように話せば良い印象を持って貰えるかなど知れて良かった。
・みんな意見を述べることや反論が上手くて聞いていて楽しかった。納得した意見は褒めたり受け入れたりする姿勢にとても感心し、自分も真似しようと思った。
・様々な論法について学べたので、今後は屁理屈や変な議論を使って相手を論破したつもりにならず、建設的で深い議論をすることができると思う。
・常日頃、特にインターネットで疑問に思っていた事が1つ解明された気がする。現実でのコミュニケーションでもそうだが、気持ちの良いSNSの利用にも役立つ内容だった。
・メタ認知や論理的思考について学べたので、今後の自分の思考力や考え方を変えられるように思う。
・自分の苦手な分野の話だったので最初は憂鬱な気分だったが、苦手だからこそ新たに学べることがたくさんあり、自ら主体的に取り組もうとは思わない分野だったからこそ参加してみて視点も変わり、理解できたことがたくさんあった。