土台を築く
大学ならではの学びを効果的・有効に習得するためのスキルを身につけ、 保育や教育、医療や保健分野の基礎知識を修得し、人権についての意識の土台を築きます。
こどもを理解する+自分を理解する
1年次で習得した基礎知識を基に、保育実習の経験によって、こども理解、現場の実態、現状の把握を深め活用します。 それらの経験を通して自分の個性や特徴を理解します。 さらに養護教諭免許取得をめざす者は、その領域において基礎的な知識・技能の修得をめざします。
応用力をつける+自分の方向性を定める
幼稚園教育実習を行い、こどもと関わるうえでの応用力を身につけると同時に、 2年次で探求した自分の個性や特徴を職業として生かしてゆくための方向性を定めます。 さらに養護教諭免許取得をめざす者は、その領域において、より専門的な知識・技能の修得をめざします。
専門職としての総仕上げを行う
3年次に定めた幼児教育・保育の専門職、または養護教諭の実現をめざし、 教職実践演習や卒業研究などを通して、これまで学んだ知識の集大成と技能の総仕上げをはかります。
全学共通科目 |
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専門教育科目:専門基礎分野 |
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専門教育科目:専門分野 |
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本学オリジナル科目
2016年度 入学生用カリキュラムであり、変更となることがあります。 |
保育実習 I では、こどもたちの観察と保育の補助を中心に、 保育所や児童福祉施設現場を体験。保育実習 I における学びを踏まえて、 保育実習 II・III で課題の解決に取り組みます。
幼稚園教諭の免許取得に必要な実習。 こどもと関わり、指導案を作成し、幼児教育の知識と技能を深めます。
保健・医療関連の機関で見学を中心に実習。 こどもとその家族との関わり方も学びます。
発達障がいや知的障がいなど、 特別な支援を必要とするこどもたちと向き合う本学独自の実習です。
これまで得た知識と技能を発揮し、こどもたちの健康を保持増進する養護教諭としての立場を体験。 学校の保健室などで救急処置や保健指導などを通して、実際にこどもたちと関わります。
学外実習レポート
実習ではこどもの自立を支援。試行錯誤する毎日が続き、個人の成長過程に合わせた保育を行うことの難しさを実感することになりました。そのため、園児が何かをやり遂げたり、自ら進んで行動したときは心から感動。保育士や幼稚園教諭を目指すうえで、園児一人ひとりに寄り添い個性を尊重することの大切さを学びました。
中さんの実習施設
[2年次]
児童養護施設善照学園(兵庫県)2週間
[3年次]
(兵庫県)1週間
京丹後市立弥栄病院(京都府)2週間
[4年次]

保育だけでなく医療や福祉など、様々な施設の実習を経験。私が手作りしたうさぎの人形と家で遊んでくれた園児に感動したり、大きなやり甲斐を感じることができました。実際の現場を経験したことで、その後の授業においても保育の具体的なイメージを描けるように。こどもの将来を見据えた保育者になれるよう努力したいです。
春日さんの実習施設
[2年次]
福祉障害児入所施設
さわらび学園(兵庫県)2週間
[3年次]
(兵庫県)1週間
兵庫県立こども病院 2週間

主な実習先
●児童福祉法にもとづく諸施設
(乳児院・母子生活支援施設・児童養護施設・知的障害児施設・児童センター・姫路市認可保育所など)
●出身幼稚園・姫路市内の幼稚園 など
●出身小学校 など
●小児病棟を持つ医療機関・保健所・保健センター など