学部・大学院

外国語学科

外国語専攻

4年間の流れ

基礎力と意欲を確実に養成

実践的な語学力の土台となる「基礎力」と「コミュニケーション力」を養成。また「異文化理解研修」で学びへの意欲を高めます。

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語学力を磨き、海外短期語学研修へ

1年次に築いた語学力をレベルアップさせると共に、興味あるゼミを選択して知識を深めます。「海外短期語学研修」で日頃の成果を確かめる機会もあります。

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実践的な語学力に磨きをかける

ワークショップでは外国語を使いこなせるよう、実践力を磨きます。「長期留学」に参加して語学のスペシャリストをめざす道も拓かれています。

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4年間の総仕上げ

ゼミでの研究活動を完成させたり、さらに語学力をブラッシュアップして就職活動につなげます。英語教員をめざす学生は「教育実習」へ。

カリキュラム

全学共通科目
  • 総合(6科目)
  • キャリアデザイン(7科目)
  • 外国語資格(3科目)
  • 情報処理(4科目)
  • スポーツ・健康科学(20科目)
  • 人文科学(15科目)
  • 社会科学(10科目)
  • 自然・環境科学(15科目)

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専門教育科目:専攻専門教育科目
  • アドバンスト・パフォーマンス AI・AII・AIII・AIV・BI・BII・BIII・BIV
  • コミュニカティプ・イングリッシュ I・II・III・IV
  • 日本語文章表現 I・II・III
  • 日本語基礎講読 I・II・III
  • 日本語口頭表現 I・II
  • ドイツ語 AI・AII・BI・BII・CI・CII
  • スペイン語 AI・AII・BI・BII・CI・CII
  • 中国語 AI・AII・BI・BII・CI・CII
  • 韓国語 AI・AII・BI・BII・CI・CII
  • 入門演習 I・II
  • ※日本語学概論 I・II
  • ※日本語教授法 I・II・III・IV・V
  • 異文化理解研修
  • 多文化コミュニケーション I・II
  • 総合英語 I・II・III・IV・V・VI
  • 総合ドイツ語 I~IV
  • 総合スペイン語 I~IV
  • 総合中国語 I~IV
  • 総合韓国語 I~IV
  • ※日本語研究(文法、音声・音韻、共通語と方言、文字・表記、語彙・意味・談話・言語生活)
  • ※総合日本語 I~VI
  • ※日本語史
  • 基礎演習 I・II
  • 海外短期語学研修
  • 英語ワークショップ I・II(読解スキル、アカデミック・ライティング、メディア、TOEIC、プレゼンテーション、ディベート、ビジネス・コミュニケーション、ドラマ・プロダクション、ライティング、通訳法、翻訳法、学校英語教育、児童英語教育、異文化間コミュニケーション、インターネット)
  • 特別実習
  • ドイツ語ワークショップ I・II(読解スキル、プレゼンテーション、ライティング)
  • スペイン語ワークショップ I・II(読解スキル、プレゼンテーション、ライティング)
  • 中国語ワークショップ I・II(読解スキル、プレゼンテーション、ライティング)
  • 韓国語ワークショップ I・II(読解スキル、プレゼンテーション、ライティング)
  • 演習 I・II・III・IV
  • 卒業論文

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専門教育科目:学部共通専門教育科目
  • ※言語学概論
  • 英語学概論 I・II
  • ※比較文化研究 AI・AII・BI・BII(英語圏)
  • ※日英対照言語研究
  • 総合講座
  • ※比較文化研究(ドイツ、スペイン、中国、韓国)
  • ※日独対照言語研究
  • ※日西対照言語研究
  • ※日中対照言語研究
  • ※日韓対照言語研究
  • ※異文化間コミュニケーション論
  • ※言語政策論
  • ※日本文化論
  • 歴史言語学 I・II
  • ※応用言語学 I・II
  • ※認知言語学 I・II
  • ※社会言語学 I・II
  • 英語圏文学 AI・AII・BI・BII
  • ドイツ語 I・II・III・IV
  • スペイン語 I・II・III・IV
  • 中国語 I・II・III・IV
  • 韓国語 I・II・III・IV
日本語教員養成プログラム ※は上記科目との重複を表す
  • ※日本語学概論 I・II
  • ※日本語教授法 I・II・III・IV・V
  • ※日本語研究(文法、音声・音韻、共通語と方言、文字・表記、語彙・意味・談話・言語生活)
  • ※総合日本語 I~VI
  • ※日本語史
  • ※言語学概論
  • ※比較文化研究 AI・AII・BI・BII(英語圏)
  • ※日英対照言語研究
  • ※比較文化研究(ドイツ、スペイン、中国、韓国)
  • ※日独対照言語研究
  • ※日西対照言語研究
  • ※日中対照言語研究
  • ※日韓対照言語研究
  • ※異文化間コミュニケーション論
  • ※言語政策論
  • ※日本文化論
  • ※応用言語学 I・II
  • ※認知言語学 I・II
  • ※社会言語学 I・II
  • 心理学 I・II
  • 発達心理学
  • 特別実習(日本語教育)
  • 視聴覚教育メディア論
  • 教育社会学
教職課程「教職に関する専門教育科目」
  • 教職論
  • 発達心理学
  • 教育方法論
  • 学習指導論
  • 教育学概論
  • 教育課程論
  • 道徳教育の研究
  • 教育史
  • 教育行政学
  • 学校教育法制論
  • 生涯学習概論 I・II
  • 視聴覚教育メディア論
  • 教育相談
  • 教育社会学
  • 教育経営学
  • 人権教育論
  • 特別活動論
  • 生徒・進路指導論
  • 英語科教育法 I・II・III・IV
  • 国語科教育法 I・II・III・IV
  • 教育実習 I・II
  • 教職実践演習(中・高)

※2014年度入学生用カリキュラムであり、変更となることがあります。

語学のスペシャリストになるために

コミュニカティブ・イングリッシュ
アドバンスト・パフォーマンス

ネイティブ・スピーカーの教員によるオールイングリッシュの授業を、1~2年次に必修として週5回行います。習熟度のレベルに合わせた少人数クラスで徹底的に鍛えることで、誰もが大きなレベルアップを実現します。

「ドイツ語」「スペイン語」「中国語」「韓国語」

プラス1言語を選択し、基礎から応用へゆっくりと段階を踏みつつステップアップ。いずれの言語においても検定試験の合格をめざし、第3の言語を使いこなせるトリリンガルを育成します。

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ワークショップ

英語をはじめとした各言語の「ワークショップ」では、読み書きやコミュニケーションをさらにレベルアップさせると共に、プレゼンテーションやディベートなどビジネスの現場で役立つ語学力を磨きます。

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日本語専攻

4年間の流れ

日本語と英語の基礎を養成

論理的な文章作成やプレゼンテーションなどの日本語教育と、ネイティブ・スピーカーの教員による英語の基礎教育を徹底します。

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国際人としての感性を磨く

さらなる語学のレベルアップと同時に、日本語学・日本文化・日本文学などの知識も深め、国際人としての感性を養います。プラス1言語も選択可能です。

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語学と知識をブラッシュアップ

日本語と英語の語学力に磨きをかけ、文化の知識を海外に向けて発信できる運用能力を高めます。日本語教員志望者は、海外での教育実習も可能です。

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未来へ向けて、教育実習と卒業論文

国語教員をめざす学生は教育実習を体験。また、4年間の総仕上げとしての卒業論文を書くことで、表現力や思考能力を鍛錬します。

カリキュラム

全学共通科目
  • 総合(6科目)
  • キャリアデザイン(7科目)
  • 外国語資格(3科目)
  • 情報処理(4科目)
  • スポーツ・健康科学(20科目)
  • 人文科学(15科目)
  • 社会科学(10科目)
  • 自然・環境科学(15科目)

↓

専門教育科目:専攻専門教育科目
  • アドバンスト・パフォーマンス AI・AII・AIII・AIV・BI・BII・BIII・BIV
  • コミュニカティプ・イングリッシュ I・II・III・IV
  • 日本語文章表現 I・II・III
  • 日本語基礎講読 I・II・III
  • 日本語口頭表現 I・II
  • ドイツ語 AI・AII・BI・BII・CI・CII
  • スペイン語 AI・AII・BI・BII・CI・CII
  • 中国語 AI・AII・BI・BII・CI・CII
  • 韓国語 AI・AII・BI・BII・CI・CII
  • 入門演習 I・II
  • ※日本語学概論 I・II
  • ※日本語教授法 I・II・III・IV・V
  • 異文化理解研修
  • 多文化コミュニケーション I・II
  • ※総合日本語 I~VI
  • 総合英語 I・II・III・IV・V・VI
  • 総合ドイツ語 I~IV
  • 総合スペイン語 I~IV
  • 総合中国語 I~IV
  • 総合韓国語 I~IV
  • ※日本語史
  • ※日本語研究(文法、音声・音韻、共通語と方言、文字・表記、語彙・意味・談話・言語生活)
  • 基礎演習 I・II
  • 海外短期語学研修
  • 英語ワークショップ I・II(読解スキル、アカデミック・ライティング、メディア、TOEIC、プレゼンテーション、ディベート、ビジネス・コミュニケーション、ドラマ・プロダクション、ライティング、通訳法、翻訳法、学校英語教育、児童英語教育、異文化間コミュニケーション、インターネット)
  • 特別実習
  • ドイツ語ワークショップ I・II(読解スキル、プレゼンテーション、ライティング)
  • スペイン語ワークショップ I・II(読解スキル、プレゼンテーション、ライティング)
  • 中国語ワークショップ I・II(読解スキル、プレゼンテーション、ライティング)
  • 韓国語ワークショップ I・II(読解スキル、プレゼンテーション、ライティング)
  • 演習 I・II・III・IV
  • 卒業論文

↓

専門教育科目:学部共通専門教育科目
  • ※言語学概論
  • 英語学概論 I・II
  • ※比較文化研究 AI・AII・BI・BII(英語圏)
  • ※日英対照言語研究
  • 総合講座
  • ※比較文化研究(ドイツ、スペイン、中国、韓国)
  • ※日独対照言語研究
  • ※日西対照言語研究
  • ※日中対照言語研究
  • ※日韓対照言語研究
  • ※異文化間コミュニケーション論
  • ※言語政策論
  • ※日本文化論
  • 歴史言語学 I・II
  • ※応用言語学 I・II
  • ※認知言語学 I・II
  • ※社会言語学 I・II
  • 英語圏文学 AI・AII・BI・BII
  • ドイツ語 I・II・III・IV
  • スペイン語 I・II・III・IV
  • 中国語 I・II・III・IV
  • 韓国語 I・II・III・IV
日本語教員養成プログラム ※は上記科目との重複を表す
  • ※日本語学概論 I・II
  • ※日本語教授法 I・II・III・IV・V
  • ※日本語研究(文法、音声・音韻、共通語と方言、文字・表記、語彙・意味・談話・言語生活)
  • ※総合日本語 I~VI
  • ※日本語史
  • ※言語学概論
  • ※比較文化研究 AI・AII・BI・BII(英語圏)
  • ※日英対照言語研究
  • ※比較文化研究(ドイツ、スペイン、中国、韓国)
  • ※日独対照言語研究
  • ※日西対照言語研究
  • ※日中対照言語研究
  • ※日韓対照言語研究
  • ※異文化間コミュニケーション論
  • ※言語政策論
  • ※日本文化論
  • ※応用言語学 I・II
  • ※認知言語学 I・II
  • ※社会言語学 I・II
  • 心理学 I・II
  • 発達心理学
  • 特別実習(日本語教育)
  • 視聴覚教育メディア論
  • 教育社会学
教職課程「教職に関する専門教育科目」
  • 教職論
  • 発達心理学
  • 教育方法論
  • 学習指導論
  • 教育学概論
  • 教育課程論
  • 道徳教育の研究
  • 教育史
  • 教育行政学
  • 学校教育法制論
  • 生涯学習概論I・II
  • 視聴覚教育メディア論
  • 教育相談
  • 教育社会学
  • 教育経営学
  • 人権教育論
  • 特別活動論
  • 生徒・進路指導論
  • 英語科教育法 I・II・III・IV
  • 国語科教育法 I・II・III・IV
  • 教育実習 I・II
  • 教職実践演習(中・高)

※2014年度入学生用カリキュラムであり、変更となることがあります。

日本語教員をめざすために

日本語教員養成プログラム

日本語の構造や体系を理解し、文法や語彙の正しい知識を学ぶと同時に、日本文化の発信者たる素養を身につける…そのための専門科目である「日本語教員養成プログラム科目」を、4年間を通して受講することができます。

「ドイツ語」「スペイン語」「中国語」「韓国語」

日本語・英語に加えてプラス1言語を選択することができます。英語圏以外の国で日本語教員をめざす時、第3の言語を使いこなせることは大きな力となります。

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ワークショップ

英語をはじめとした各言語の「ワークショップ」では、読み書きやコミュニケーションをさらにレベルアップさせると共に、プレゼンテーションやディベートなどビジネスの現場で役立つ語学力を磨きます。

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外国語学部のQ&A

Q1従来の6学科制を見直し、外国語学科の1学科・2専攻(外国語専攻と日本語専攻)体制にすることで、何が変わるのでしょう?

A◎自分だけのカリキュラムを入学後に選ぶ
入学後、多文化共生、多言語社会を意識した自分だけのカリキュラム作りが出来ます。一括入試なので、入学時に1つの言語に絞る必要がありません。6学科制のような特定の言語(英語、日本語、中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語)カリキュラムに4年間縛られることがないので、外国語に関心はあるが1つに決め兼ねている人、複数の言語を学びたい人も、入学してからじっくり考えて決めることが出来ます。

◎英語プラス1の語学力
新体制では英語をカリキュラムの中核に置いています。その上で、各自の関心に合わせて、英語だけに集中するのか、もうひとつの外国語(中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語)にチャレンジするのか、日本語教師を目指すのか、自分の夢に合わせてカリキュラムを作ることができます。例えば、1,2年次では英語を集中的に勉強し、3,4年次では中国語のゼミに入って中国語と中国文化をじっくり学ぶ、ということも可能です。
世界共通語である英語のハイレベルな実力に加えて、もうひとつの言語という特技を身につけることは、就職にも有利です。


Q2なぜ、専修言語として英語を徹底的に学ぶのでしょう?

A◎英語は世界共通語でありビジネス標準語である
この10年間で英語を取り巻く事情は大きく変化しました。今や英語は、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどの英語を母語とする国の人だけのものではありません。世界193カ国の内、実に3分の1以上の地域で英語が公用語、通用語として使用されています。アジアで日常的に英語を話している人の数は、すでにイギリス、アメリカの総人口よりも多いと言われているのです。
グローバル化で企業も変化しています。さまざまな国籍の社員を抱えているため社内公用語が英語という企業も増えています。もはや世界共通語となった英語の修得は、国内外を問わず21世紀社会で活躍するための必須のスキルなのです。英語によるコミュニケーション能力があれば、世界中どこでも自分のキャリアを築くことができます。


Q3ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語は十分に学べますか?

A◎ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語でも、充実したカリキュラムでスペシャリストを目指すことが可能
6学科体制では学科として独立していた4つの言語に関しても、十分な指導体制をとっています。新しい外国語学部では、ドイツ語、中国語、スペイン語、韓国語も、1年次から4年次まで、初歩から高度なレベルまで、ゼミも含めてじっくり学ぶことができる体制を整えています。それぞれの言語で英語と同様な授業を開講し、ハイレベルな運用能力を身に付けることができます。ゼミもすべての言語で開講され、留学もそれぞれの言語を母語とする国で研修するチャンスが用意されています。これら諸言語を自由にかつ深く学べるのが新外国語学部の特徴です。

ドイツ語:
ヨーロッパ文化の鍵を握るドイツ語はEU内でも中心言語。獨協大学の「獨」はドイツのことです。獨協大学のルーツはドイツ研究であり獨協大学は日本のドイツ研究のリーダーです。ドイツ語教育の長い伝統のもと、高度なドイツ語力を育成します。
スペイン語:
世界第三位、3億人の話者人口を誇るスペイン語は、スペインだけでなく中南米など世界20カ国の公用語です。国連の公用語でもあり、国際性も高いのです。ラテン世界への扉であるスペイン語で国際人を目指しましょう。
中国語:
驚異の成長力で21世紀の超大国となりつつある中国は、政治的、経済的にますます重要な国になってきました。日本とのつながりもかつてないほど深まりつつあります。ビジネスの世界でも中国語はますます重要になっています。本学では中国との留学制度も充実し、実践的コミュニケーション力をつけることを目指しています。
韓国語:
最も近い隣国である韓国には日本との共通点も多くあります。日本語と韓国語は語順も似ていて、韓国文字ハングルをマスターしさえすればスムーズに学べます。韓流文化から学ぶものは計り知れません。本学では留学制度も整っています。すぐに行ける外国である韓国をもっと身近に感じてください。

Q4日本語専攻では何を学べるのですか?日本語専攻が別になっているのはなぜですか?

A◎「外国語」としてとらえた「日本語」
日本語は外国語ではないと考える人もいるでしょうが、本学の日本語専攻では、日本語を世界中の多くの言語のひとつとして、あるいは、他の国の人にとっての「外国語」としてとらえて学び、日本のすばらしさを世界にアピールできる力を育成します。我々は日本語のネイティブ・スピーカーですから、他の外国語を学ぶ感覚とは違います。日本人として日本語を深く学び、そのよさを世界中の人に知ってもらう方法を学ぶため、日本語専攻を設けたのです。日本語専攻では「日本語学」の視点から日本語や日本の文化について総合的に学びます。さらに、言語の仕組みや発音、言葉と社会との関係、また古代から近現代までの日本文学、日本文化、哲学、思想など、多様な側面から、日本と日本語を学べるカリキュラムを編成しています。

◎中学校・高校の国語の教員免許と、日本語教員の資格の両方を取得可能!
1年次から、日本語教員としての知識とスキルを身につける「日本語教員養成プログラム」を開設しています。また「国語」の教職課程を設けており、中学校や高等学校の教員免許状を取得できます。日本語教員の資格と国語の教員免許の両方を取得することで、国内外で日本語を教えるチャンスが広がります。国内では、日本へやってくる外国人が増えつつある現在、「日本語教育のわかる国語教師」の需要が高まっています。国外では、特にアジア諸国や東欧などで日本語教師の需要が高まっています。

◎世界に飛び出す日本語教師
本学の日本語専攻で学べば、体系的な日本語教授法を身につけ、同時に海外で教えるための英語力を身につけることができます。さらに意欲があれば、中国語、スペイン語、韓国語、ドイツ語のうちどれかを学んで、現地語も分かる、世界で活躍できる日本語教師になることができます。すでに旧日本語学科からは多くの先輩が世界に飛び出し活躍しています。

◎留学生と交流して多文化世界を実感
本学では、地域に暮らす外国人への日本語支援ボランティア活動の実績も長く、また海外の大学等で日本語教育の経験ができる制度(JIP)もあり、学生時代から、実際の日本語教育を経験できるさまざまな機会を用意しています。また、定員の約半分を留学生が占めており、中国、韓国、マレーシア、アメリカ、ロシア、モンゴル、オーストラリア等からの留学生と、授業の中でも、授業以外のイベントでも、交流ができます。日本にいながらにして多文化環境を体験し、日本語教授の実習を積むことも出来ます。今後日本も多文化共生社会へ移行すると予想されていますが、日本語で世界とコミュニケーションするのが、これからの国際交流のひとつの形なのです。


Q5新しい外国語学部の授業の特徴は何ですか?

A専修言語としてハイレベルな英語力をつけ、かつ兼修言語として中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語が四年間学べることと、語学習得理論に裏打ちされた先進の授業形態、そして他大学にないユニークなカリキュラムです。また、授業は少人数で行なわれ、細かな指導が行なわれます。
以下に主な授業を挙げてみます。

◎コミュニカティブ・イングリッシュA,B,C (英語) [CE-A,B,C] (1・2年次)
・週3回、同一ネイティブ教員、同一テキストによる集中コース
・TOEIC-IPスコアによるレベル別クラス編成とテキストで、きめの細かい徹底指導
・半年ごとのクラス替えで意欲を引き出すシステム
・リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの四技能を総合的に伸ばし、実用的運用能力を高める実践重視の内容

◎アドバンスト・パフォーマンスA・B (英語) [AP-A,B] (1・2年次)
・アドバンスト・パフォーマンスA:日本人教員による文法力、読解力、作文力の徹底指導
・アドバンスト・パフォーマンスB:日本人教員によるLL教室でのリスニング力の訓練
・TOEIC試験の対策も盛り込み、大幅な得点力アップを実現

◎ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語でも、週3回の集中授業で一気にレベルアップ(1年次以降)
兼修言語であるこれらの言語を本気で学ぼうという学生の要望にこたえられる授業をそろえています。

◎総合(英語・ドイツ語・スペイン語・中国語・韓国語・日本語)(2~4年次) (5ヶ国語)
文学、歴史、演劇、音楽、映画、マスメディアなどさまざまな分野の教養を材料にユニークな授業で異文化を総合的に学びます。

◎ワークショップ(3・4年次)  (5ヶ国語)
通訳訓練、ディベート、プレゼンテーション、ディスカッション、ドラマ、映画やメディア研究に関する実践的教授法でハイレベルな語学力を身につけ、発信型のコミュニケーション能力を高めます。

◎日本語専攻では、日本語教授法、日本語研究を1年次から開講
1年次から理論的学習を進めることで、早く実習に移れるようにカリキュラムが組まれています。

◎異文化理解研修(1年次)と多様な留学制度(2~4年)
1年次の後期に、多民族国家のシンガポールで英語が公用語として用いられている実態を体験学習します。現地ではイスラム系文化、マレー系文化、中国系文化、インド系文化など多民族の文化や社会について英語で学びます。英語を母国語としない人々と英語で交流することで国際化・多様化する英語の現状に触れます。また、英語を学ぶ意義を実感することにより、学習意欲を高め、2年次の短期語学研修への動機付けを行なうことができます。
短期語学研修と長期留学制度では、英語圏だけではなく、ドイツ、スペイン、中国、韓国への留学制度も整っており、それぞれの言語をその国で学ぶ体験が出来ます。

◎1年生から4年生まで充実のゼミ(=演習)で徹底教育 (6ヶ国語)
1年次には「入門ゼミ」で大学での勉学のノウハウを学びます。2年次には「基礎演習(前期)」で多様な各国文化について学び、3年以降のゼミの方向を決める猶予期間を設けます。その上で「基礎演習(後期)」からそれぞれの関心に合ったゼミを受講します。「演習」は6つの言語の専門家である教員すべてが開講し、自分の興味に合わせて自由に選ぶことができます。3・4年次の演習では、各自が問題意識を持って学問研究のための討論やプレゼンテーションを行うことで、高度な語学力を磨きます。


Q6語学は就職に役立ちますか? 卒業後の就職先にはどんなものがあるのでしょうか?

A◎日本企業でも英語が標準化
日本の企業でもグローバル化に伴い社内での共通語が英語だったり、重要なポストに就くために英語の試験を実施しています。また、英語が世界共通語として常識化する一方で、中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語ができることは、ビジネスの可能性を広げ、就職にも有利です。企業は採用時にコミュニケーション力を最も重視しており、その意味でも人との交わりを重視する外国語学部は断然有利なのです。

◎語学以外の知識も身につけてキャリアアップ
姫路獨協大学には経済情報学部、法学部もあり、それら他学部の授業を履修し、経済や法律に関する知識やコンピューターやインターネットの知識も得ることができます。法律、経済、情報関係の資格も取得可能で、それらと語学力があれば就職に非常に有利になります。
また、外国語学部では海外でのインターンシップなどの体験型学習を重視しており、語学でキャリアを磨こうとする人を強力にサポートします。

◎外国語を生かせる仕事と業界
通訳者(ビジネス・観光・スポーツ等)、翻訳者、国連職員、フライト・アテンダント、コンシェルジュ、ジャーナリスト、中学高校英語教師、塾講師、幼児英語インストラクター、ツアーガイド、外国人秘書、公務員、外資系企業、マスコミ関係、旅行・観光関係、ホテル、商社、貿易会社、企業の企画・海外営業・海外購買など

◎国語力・コミュニケーション力を生かせる仕事と業界
国語教師、日本語教師(国内・海外)、著述業、ジャーナリスト、翻訳者、公務員、役員秘書、出版社、マスコミ関係、教育関係、NPO関係、企業の総務・人事・広報・営業関連など

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