医療保健学部
作業療法学科
現場体験を通した学びで、豊かな人間性と臨床力を身につける。
作業療法学科
Department of Occupational Therapy

社会復帰を支援する実践的な「臨床力」を備えた作業療法士の養成を目指して、リハビリテーション技術を磨く実習を数多く実施。実践的な学びを重視しています。
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POINTS
作業療法学科の特徴
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01
1年次から現場を体験して
臨床力を身につける体験と実践で学べるカリキュラムを段階的に整備。着実に臨床力を高めていきます。
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02
対象者の立場を知る
地域貢献活動入学2週目から地域連携・貢献活動を開始。さまざまな立場の人たちと触れ合います。
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03
エキスパート教員が
最先端技術を伝授する発達障がいや高齢者支援など、各分野のエキスパートから理論と技術が学べます。
取得を目指す資格

作業療法士
身体や精神の障がいによって生活に困難さが生じた人に対して、さまざまな作業活動(趣味・家事等)を通して、機能回復・困難さの軽減を図り、対象者の「望む人生」「人生の楽しさ」を支援します。
LECTURES
授業ピックアップ
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作業学実習
作業療法に用いる手工芸(織物、陶芸、木工、籐細工、革細工、七宝焼など)を体験。技術を身につけると共に、治療への活用方法を実習します。
地域の福祉施設と連携し、ハンディをもちながらも作品づくりをされている方々から、治療的な手工芸などの専門技術を学びます。
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精神障害作業療法学演習
小グループに分かれて、さまざまな疾患をもつ模擬症例の作業療法について議論した後、クラス全体で発表・質疑応答。情報を共有して理解を深めます。
精神科作業療法については、残念ながら“遊び”のイメージが強いようです。本授業では“遊びの根拠”を学習。納得いくまで疑問を解明します。
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身体障害作業療法学実習
義肢装具実習をはじめ、治療に用いる特殊な装置を実際に装着し、体験する授業です。疾病の成り立ちや特徴を学ぶと共に、対象者の気持ちを理解します。
筋電位という生体信号を利用して操作する筋電義手を装着。義手の指が身体の動きに連動して動き始める、不思議な感触を体感しましょう。
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発達障害作業療法学実習
大学近隣の障がい児施設や特別支援学校の協力を得ながら、障がいをもつこどもたちと直に接し、作業療法の評価・治療を実践します。
障がいによってこどもたちの日常生活の中で何が起こっているのか、何に困っているのか、どう支援すべきなのかを実体験から理解できます。
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作業療法学概論
作業療法の歴史や特色など、基本的な知識を身につけます。作業療法の社会的役割を考察することで、作業療法士をめざすモチベーションと自己研鑚につなげます。
高次脳機能・認知障害学
外見からはわかりづらく、他者から理解されにくい高次脳機能障害の知識、および対象者を取り巻く全体像を把握したリハビリテーションプログラムを学びます。
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病理学
疾患に対する病理学的な考え方、見方、捉え方などを学習。疾患の本質を明らかにする病理学的知識を習得し、医療チームの一員として疾患と向き合う眼を養います。
老年期障害作業療法学
高齢になるにつれ、変化していく身体的特徴と疾患を理解。作業療法を実践する上で知っておきたい、高齢者の心理や良好な関係の築き方についても考えます。
TOPICS
作業療法学科 トピックス
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こどもたちとの触れ合いの場
発達障がい支援施設「プレイルーム」
楽しい遊具や「スヌーズレン」という音や光の感覚空間を用意し、遊び場サポート“わくわく”として地域に開放。こどもたちの遊び場としてはもちろん、子育て支援、発達障がい支援団体との連携事業にも活用されています。
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地域の人々との交流の機会
障がい者から教わる「さをり織り」
「作業学実習」の授業の一環として、2007年から障がい福祉サービス事業所「さをり工房ゆう」に通う障がい者とスタッフを招き、織物の一種「さをり織り」を教わっています。障がい者と交流する良い機会となっています。
回を重ねるごとにお互いにうち解け、会話を楽しみながら作業ができました。たとえ障がいをもっていても、さをり織りに情熱をもって取り組んでおられる皆さんは輝いておられました。
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楽しい遊具や「スヌーズレン」という音や光の感覚空間を用意し、遊び場サポート“わくわく”として地域に開放。こどもたちの遊び場としてはもちろん、子育て支援、発達障がい支援団体との連携事業にも活用されています。