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総合教養講座「地域政策と地域貢献」(第11回)開催報告[教務課・地域連携課]

2013/12/17

12月4日(水)、姫路市消防局総務課主幹で消防司令長の永井誠一氏を講師にお迎えし、「姫路市の現状と消防の広域化、消防団の現状と活性化について」というテーマについて、消防の現状を中心にお話しいただきました。講演要旨は以下の通りです。

姫路市消防局の組織は、総務課・消防課・予防課・情報司令課の下に、姫路市内の4消防署・2分署・12出張所と、受託町である福崎町・神河町・市川町の1消防署・1出張所が置かれている。条例による職員定数は561人である。消防車両等は、救急車20台のほか、ポンプ車などが39台、消防艇・救急艇各1隻を備えている。

平成24年度の災害件数は火災259件で、死者が16人も出ており、平成になって最悪の状態である。救急は26,892件。1日平均74回、20分に1回出動しているが、出動件数は年平均6%ずつ増加している。入院の必要のない軽症の患者の利用が約半数を占めているので、救急車の適正利用をお願いしたい。また、119番受信件数のうち、緊急性のない通報が29%を占めるので、適切な通報も心がけてもらいたい。

救急車の現場到着までの平均時間は6分33秒、現場から病院までは28分かかる。救急車が来るまで、現場にいる市民が素早い応急手当を行い、救急隊員や医師へ救命リレーをすることが必要である。市民対象に、AEDを含めた普通救命講習・上級救命講習を行っているので、積極的に受講していただきたい。

姫路市消防局には、電気ショック・輸液・気管挿管が実施できる救急救命士は121人おり、全救急隊に常時1人以上乗車している。平成24年の救命率は、心肺停止者533人のうち、1週間以上生存者43人、完全社会復帰23人(4.3%)であった。

最後に、平成30年4月1日を期限とする消防の広域化の問題や、地域防災の中核的組織である消防団の活性化についても触れていただきました。

(文責:大塚健洋)

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