多職種連携への取り組み

域医療では、医療の高度細分化に伴う病院専門職種の連携,生活の質を念頭に置いた医療・介護・福祉・保健ならびに生活支援に携わる地域包括ケアにおける多様な職種や地域住民との連携が重要な要素でもあります。

職種連携による多面的な支援は、患者・家族中心のケアを実現しやすくなるだけでなく専門職の多職種連携を通してケアの量・質共に改善し、専門職種の課題解決能力の向上にもつながります。そのため、多職種連携から学ぶスキルは資格取得後も役立ちます。

こで本学では、「医療系総合大学」の強みを生かし、全学的な取り組みとして、学部・学群の垣根を超えたInterprofessional Education:以下、IPE)(多職種連携教育)を展開していきます。

IPEでは,学年毎に段階を追って学習し,医療・福祉の臨床現場や地域における様々な職域に不可欠の多職種連携・協働について、学部・学群の垣根を越えた学びを推進していきます。新入生は、はじめに仲間とのチームワーク作りが大切ですが、2023年度より医療系総合大学への移行を実践する中で、新入生に多職種連携合同セミナーを開催しています(2023年5月、6月)。各学年に応じて、合同セミナーや各種講義、実習などを通してIPEを学びながら,4年間で社会に貢献できる学生を輩出していきます。

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