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中学生対象「DNAの姿を見てみよう!」講座を開催しました

中学生対象「DNAの姿を見てみよう!」講座を開催しました。[薬学部]

 2023年3月4日(土)、「DNAの姿を見てみよう!」をテーマに、中学生を対象に、薬学部の教員と学生らが公開講座を開催しました。

 今回は、薬学部の衛生化学研究室が、DNAを題材に、大学の実験室で分子生物学の研究体験ができる講座を企画しました。

 まず、全員白衣に着替え、長久保大輔教授から「DNAとは?」と題して生命の設計図であるDNAの講義を受け、今回取り扱う実験器具、試薬や実験の流れの説明を受けました。
 続いて、衛生化学研究室および生化学研究室に所属する大学生らが「ゆっくりでいいよ。」「チップの先は液体に入れすぎないようにね。」などと声をかけながら、中学生がマイクロピペットなどの実験器具を使用して、わずかな液量の試薬を取り扱い、動物細胞からDNAを抽出する操作を行いました。
 その後、PCR反応物のアガロースゲル電気泳動を実際に行って、PCRによって増幅されたDNA断片の分離の様子を見ていただきました。また、研究室で培養している培養細胞の観察も行いました。

 中学生からは「写真でしか見たことが無かった道具に触れて良かった」「普段できないことができて良かった」「難しい部分もあったけど、色んなことが分かってすごく楽しかった。」「失敗もしましたが、薬学部生がサポートしてくださったおかげで安心して実験することができました。」「自分の将来が広がったいい機会になりました。」「またこのような機会があれば参加したい」などの感想がありました。

 ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。また、定員を超えるお問合せをいただきありがとうございました。