薬学部 岡村 恵美子 教授、「第2回 資生堂 女性研究者サイエンスグラント」授賞式に出席
本学薬学部・岡村 恵美子 教授(写真)が、「第2回 資生堂 女性研究者サイエンスグラント」を受賞し、6月2日に行われた授賞式に出席しました。
このグラント(研究助成金)は、自然科学分野の研究に従事する優秀な女性研究者の研究活動を支援し、指導的女性研究者を育成する目的で創設されたものです。1年間にわたって(株)資生堂からグラントを受けて研究を進めます。第2回グラントには、200名を超える研究者の応募があり、このなかから、岡村教授を含む10名が受賞することになりました。 授賞式の様子は、資生堂のウエブサイト 「CSR News」
http://www.shiseido.co.jp/csr/でも紹介されました。
今回、受賞の対象となった岡村教授の研究テーマは、“薬物のin-cell NMR:シグナルの非侵襲検出と輸送解析”です。NMRは、最近病院などで広く使われている“MRI”と同じ原理で、細胞の中でくすりがどのように働くかを、くすりを構成する原子・分子の姿から捉えることができます。
くすりがもっとよく効くためにはどうすればよいか、副作用を減らすにはどうすればよいか、新しいくすりを作るにはどうすればよいか、を考える基礎となる重要な研究として注目されています。
- 岡村教授
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受賞記念の盾
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受賞者記念撮影
(前列左から2人目が岡村教授)