平成29年8月28日(水)、本学において「アクティブ・ラーニングを促す30の技法」「大学で教える人のためのルーブリック評価入門」の2つをテーマとして、大阪大学全学教育推進機構の佐藤浩章先生を講師にお迎えして全学FD研修会を開催しました。
アクティブ・ラーニングについての正しい理解を踏まえた後、討議法、反転授業、PBLなど、30の講義法以外の多様な教育技法を学び、その上でアクティブ・ラーニングを取り入れた自らの授業計画を立案し、グループ内でブラッシュアップを行いました。
心理学、経営学におけるモチベーション理論の古典的な内発的、外発的動機づけの理論を理解して、自らの教授方法を振り返り、それらの応用する方法をペアワーク、グループ討論で活発な意見交換を行いました。
続いて、いろいろな場面において、ルーブリックを利用することにより、客観的で公平な評価ができ、加えて、あらめ明示できるため、学生に学習を促す事も出来るなど、その利用目的および意義について学びました。その後、実際に成績を含め評価に使えるルーブリックを作成できるようになる事を目標に、参加者全員がパソコンを使用して実際に作成してみました。
今回のFD研修会は、ペアワーク、グループワークを行う研修だけでなく、パソコンを実際に使用した実技研修も実施され、新鮮さのある研修会となりました。
「アクティブ・ラーニングを促す30の技法」の研修風景
・「大学で教える人のためのルーブリック評価入門」の研修風景