「薬と健康の週間」去る10月1日、薬学部学生18人が、厚生労働省、都道府県、日本薬剤師会及び都道府県薬剤師会の主催で全国一斉に行われる【くすりと健康の週間】イベントに参加しました。このイベントは、医薬品を正しく使用することの大切さ、そのために薬剤師が果たす役割の大切さを一人でも多くの方に知ってもらうためのものです。また、姫路市薬剤師会の先生方が薬剤師として地域に貢献される姿を通して、薬剤師の仕事を広く多くの方に理解していただく啓発運動も兼ねています。会場では、徳島文理大学薬学部の講義や県立姫路工業高校化学部による実験など、豊富な内容で多くの方に来場していただきました(約450人)。本学の学生は、薬剤師体験ができる”こども薬局”、自分でハーブの配合を考える”オリジナルハーブティー作り”などにスタッフとして参加しました。このような地域医療に貢献するイベントに参加できる機会は大変貴重です。イベント終了後には、参加学生から「大人から子供まで、多くの人とお話するのが楽しかった」、「薬剤師の先生方の姿を見て、薬剤師としての目標が出来た」、「コミュニケーション力のアップにつながったと思う」などの声が聞こえました。地域の方に直に触れ合いながら、未来の薬剤師として成長できたと思います。これからも、地域と触れあうイベントには率先して参加していきたいと思います。
漢方・生薬学研究室 中村隆典