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2018年02月14日

【報告】大学院日本語コース主催『日本語教育論集』合評会を開催 [言語教育研究科]


2月10日(土)、14時半より講義棟2階の221C教室において2017年度言語教育研究科日本語コースによる『日本語教育論集』合評会が開催されました。



『日本語教育論集』は、言語教育研究科が開設された1991年度に第1号を刊行(1992年3月)して以来、毎年発行しており、本年度は第27号を発行する予定です。2001年度からは日本語教育コース(現・日本語コース)に在籍する院生が中心となり、毎年2月頃に『日本語教育論集』掲載予定論文の合評会を開催していました。2015年度は残念ながら実施できませんでしたが、昨年度に続き本年度も開催できたことを関係者一同嬉しく思います。この合評会は、教員・修了生への事前連絡、当日の教室設営、司会等、すべてを院生が運営しており、次年度へと引き継いできました。今回は修士2年(M2)の2名と修士1年(M1)の2名の計4名が発表し、日本語コース担当教員のほか修了生・在院生を合わせて10名が参加しました。M2の発表は修士論文の一部を加筆修正した発表だったので、M1の院生にとっては、先輩の発表を聞いて今後の研究活動に向け良い刺激になったことでしょう。発表者一人につき、発表15分、質疑応答5分の計20分という制限の中、皆、緊張した面持ちでの発表でしたが、内容だけでなく形式についても有益なコメントが得られ、充実した時間となりました。

当日は朝からあいにくの雨で、参加予定者の中には体調を崩して欠席された方もあり、昨年に比べて小さな会となりましたが、大曾美惠子名誉教授が今年も参加してくださり、発表者に貴重なアドバイスをしてくださいました。ありがとうございます。M1の皆さんは、自分の発表だけでなく合評会の準備等、お疲れ様でした。日本語コース担当教員として、この『日本語教育論集』合評会が本学の在院生だけでなく修了生にとっても研鑽を積む場として継続していくことを願っています。