1月16日（木），「プロジェクト演習」（人間社会学群）にて，「本学図書館における問題解決」をテーマにした最終報告会が開催されました。

「プロジェクト演習」は，姫路経営者協会監修のもと，「人間社会演習 II」（1年次開講）に続く「社会人基礎力育成プログラム」の一環として開講された科目です。今年度は，本学の図書館における様々な問題を，受講生が調査，分析しながら解決へと導いていく形で行われました。

当日は，高良教務部長に加え，アドバイザーの村瀬利浩講師（前姫路経営者協会専務理事，現人間社会学群客員教授），名倉三加代講師（グローリー株式会社），久保田建二講師（日本製鉄株式会社広畑製鉄所），図書館からは石田図書館長，福田課長，学生図書委員にも参加していただきました。

今年度は，「図書館の利用者数向上作戦」，「図書館の利用向上プロジェクト」「緊急SOS延滞率改善大作戦」と題した三つの取り組みが行われ，いずれのグループも期待通りの成果を残すことができました。

講師の方々や図書館の職員からも高い評価をいただき，「例年以上にレベルが高かった」「講義内に留まらず，学内あるいは学外での報告も探るべきだ」「館内における改善の意識が高まった」などの意見も寄せられました。また受講生からも「大変だったけどやりがいがあった」「関係各所とのやり取りを通じて度胸がついた」など，前向きな感想も聞かれました。

人間社会学群では，各年次に「社会人基礎力育成プログラム」に対応した科目を設けています。