2021年1月14日(木)，「フィールドワーク」および「プロジェクト演習」(人間社会学群)にて，「レンコンの出荷作業における問題解決」と「本学キャリアセンターにおける問題解決」をテーマにした最終合同報告会が開催されました。

　今年度は，「フィールドワーク」(3年次開講)および「プロジェクト演習」(2年次開講)が合同で開講されたことにより，最終報告会も合同で行われ，「フィールドワーク」では，レンコンの出荷作業において生じる様々な問題を，「プロジェクト演習」では，本学のキャリアセンターにおける様々な問題を，受講生が調査，分析しながら解決へと導いていく形で行われました。
どちらの科目も，姫路経営者協会監修のもと，「人間社会演習 II」(1年次開講)に続く「社会人基礎力育成プログラム」の一環として開講されている科目です。

　最終合同報告会当日は，道谷副学長兼人間社会学群長、高良教務部長に加え，アドバイザーの村瀬利浩講師(前姫路経営者協会専務理事，現人間社会学群客員教授)，名倉三加代講師(グローリー株式会社)，キャリアセンターからは安藤センター長，職員の中山さんにも参加していただきました。

　報告された三つの取り組みは，「作業場工程の時間の短縮」(フィールドワーク)，「キャリアセンターの情報発信力の強化」と「キャリアセンターの利用者数増加」(プロジェクト演習)で，参加した方々から，いずれも高い評価をいただきました。

　今年度は，例年と大きく異なり，コロナ禍での活動となったため，種々の制約条件の中で，期待通りの結果が出ず，いろいろと難しい面もありましたが，受講生にとっては例年以上に貴重な経験になったことと思います。

　人間社会学群では，各年次に「社会人基礎力育成プログラム」に対応した科目を設けています。