2021年11月22日から12月3日までの2週間にわたって、姫路獨協大学の学生が、オンライン開催されたオーストラリアのイーデスコーワン大学主催の学生ワークショップ「Global Futures 2021」に参加しました。

　このワークショップには世界中から150人程度の学生が参加し、14のグループに分かれて国際デザイン構築のためのグループワークを英語で行いました。今年のテーマは「SDGs」でした。

　本学からは、古家椋大さん（人間社会学群　国際言語文化学類3年次）が参加。同じグループには、オーストラリア、スリランカ、タイ、中国、日本、イギリス、ノルウェーの学生が参加していました。最初は自分たちの国の文化を紹介するなどの文化交流から始まり、最終的にはSDGsの17のゴールからグループごとに1つのテーマを選び、それに沿った意見交換をインタビュー形式で行いました。

　古家さんは、「今まで留学などの国際交流の経験がなく、世界中の学生が参加するという部分に魅力を感じ、参加することを決意しました。世界各国の学生たちと意見を交換する中で、独自の文化、また、その文化に根付いた価値観についての理解も深められたと思います。特にそれを実感したのは、自分たちの国を象徴する人工物を紹介するアクティビティを行った時です。宗教に関わるものや、アニメやスポーツ等のエンターテイメントに関わるものが紹介される中で、国によって多種多様な価値観を持っていることを改めて理解しました。このプログラムを通して、海外の文化への関心がさらに高まりました。より深く文化を感じるためにも、今後も色々な機会を生かして国際交流したいと思います。」と語ってくれました。