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2023年02月10日
医療保健学部・薬学部

【お知らせ】薬学部 海堀助教と長久保教授が、がん細胞が悪性化する過程で示す新たな形態の形成機構を明らかにし、Cancer Gene Therapy誌に論文掲載 [薬学部]

薬学部・衛生化学研究室の海堀祐一郎助教と長久保大輔教授の研究成果が、Springer Natureが発行するCancer Gene Therapyの 2023年1月号に掲載されました。

上皮間葉転換と呼ばれる細胞が示す性質は、がん細胞の転移能力や悪性化、治療抵抗性などの獲得において重要な役割を担っていることが明らかになってきています。

海堀助教と長久保教授は、近年がん細胞において認められつつある倍数体巨大がん細胞が、がん細胞の上皮間葉転換の進行に際して引き起こされることを見出し、その分子機構の一端を明らかにしました。


参考文献

Yuichiro Kaibori and Daisuke Nagakubo
CCR3 blockage elicits polyploidization associated with the signatures of epithelial-mesenchymal transition in carcinoma cell lines
Cancer Gene Therapy 30, 137–148 (2023). https://doi.org/10.1038/s41417-022-00532-8