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2010年10月04日

法学部講演会を開催しました [法学部]

姫路獨協大学法学部は、9月25日(土)「正義の裏に隠された真実-最大手英会話学校を倒産に追い込んだもの-」と題して、法学部学術講演会(後援:姫路商工会議所)を開催しました。
当日は、30名ほどの参加者が市内はもとより、市外からも集まりました。

本講演では、本学法学部永田泰士専任講師が講演され、特定継続的役務提供契約の中途解約に関する最高裁判決が批判的に検討されました。一見すると消費者の「正義」を実現したように考えられる判決であっても、その実、多くの消費者の利益を奪いかねない、危険な「副作用」が内在していることが指摘され、この点について多角的な観点からの検討の必要性が提起されました。
講演終了後の質疑応答では講演者及び参加者の間で意見交換の場となりました。

今回で法学部講演会は第二回目を迎えることができました。講演会が成功いたしましたのも、姫路商工会議所をはじめ、市民の方々のご支援あってこそであると、本学法学部は考えております。本学法学部では、今後とも積極的に学術講演などを開催し、姫路市、ひいては播州地方または兵庫県における研究・教育機関としての責務を果たして参りたいと考えております。ホームページにおきましても、随時情報を更新し、このような企画について周知してまいります。多くの方のご来場を心よりお待ち申し上げております。