TOP未掲載

  • ホーム
  • TOP未掲載
  • 福田誠准教授共著の書籍 「臨床工学講座 生体機能代行装置学 血液浄化療法装置」(監修 日本臨床工学技士会教育施設協議会) が発刊されました。
2011年01月07日

福田誠准教授共著の書籍 「臨床工学講座 生体機能代行装置学 血液浄化療法装置」(監修 日本臨床工学技士会教育施設協議会) が発刊されました。

 透析を受けられている患者さんは、何十年という期間、病と闘わねばならず、ご自身がおかれている状態についての十分な知識を自ら蓄積されている。臨床工学技士には、そのような患者さんに対して、説得力ある知識をもち、確かな技術を提供できるだけの資質が要求される。
 さらには今後、透析療法を含む血液浄化療法の分野は、技術的な機器の進歩や知識の蓄積により在宅医療へと広がる可能性がある一方、バイオマテリアルを含むバイオテクノロジーの進歩により、人工臓器の開発や再生医療も視野に入れる必要がある。
 血液浄化療法の未来に対応できる臨床工学技士であるためには、柔軟な思考・技術習得への真摯な探究心が不可欠な要素である。
 本書はこのような状況に鑑み、臨床工学技士養成施設や医療機関での教育や臨床業務を通じて、血液浄化療法に関連する解剖生理から、将来的展望までを網羅した内容を目指すものとした。座右に置いて、末永く活用して戴くことを願っている。(略)
 (2010年12月  編集 竹澤真吾、出渕靖志)