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2015年04月03日

姫路獨協大学講演会のお知らせ [地域連携課]

演題:「恋愛論――哲学的考察と実体験に基づく恋愛のすべて」


日時 : 平成27年5月30日(土)14:30~16:30
場所 : 創立20周年記念ホール(本学講義棟3階)
講師 : 池下 幹彦(姫路獨協大学名誉教授)
受講料 : 無料
募集人数 : 100名
申込期限 : 5月27日(水)
申込先 : 姫路獨協大学総務部地域連携課
〒670-8524 姫路市上大野7-2-1
電話(079)223-6593
FAX(079)285-0352

内容:橋本治の「恋愛は一般論では語れない」という認識に基づき、一般論から各論へと進みます。まず、心理学者のエーリッヒ・フロムの『愛するということ』を出発点とし、スタンダールの『恋愛論』から橋本治や竹田青嗣の『恋愛論』までを引用したいと思っています。また、百人一首から俵万智の『サラダ記念日』までの短詩形文学に見られるキラめく愛の言葉を鑑賞する一方で、講演者自らが30歳までに体験した稀有の恋愛体験を語ります。正直なところ、自分の恋愛体験を聴いていただきたいがために、シェイクスピアのソネットから今日の詩までを「つまみぐい」しつつ、一貫性のない「恋愛論」(というようなもの)を開陳しようと思ったのです。ここで最後に、坂口安吾の言葉を引用しておきます――「恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡び、さめるものだ、ということを知っている大人の心は不幸なものだ」。

でも、恋愛って絶対さめますよね。しかも、みんなが忙しく動き回っているこの21世紀の日本社会では、対人関係を面倒くさがっている人も多く、恋愛そのものが過去の遺物のようになっている気もします(笑)。

リーフレット : ダウンロードはこちら