9月5日(土)姫路駅北口駅前広場で開催された「重陽の節句」イベントに参加しました。
「重陽」は5節句の一つで、9月9日のこと。旧暦では菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。陰陽思想では奇数は陽の数で、陽数の極みである9が重なることから「重陽」といいます。
平安時代には宮中行事として、菊のみを使った生花をいけ、菊花酒を飲み、けがれを祓い長寿を願いました。
花の街ひめじ実行委員会は、この文化を市民の方々に知っていただこうと企画し、その内容の一つに本学薬学部が開発した食用菊『上大野』の展示の協力依頼が有りました。
当日は、姫路茶華道会各流派よる作品展示やマム(菊)を使ったアレンジ体験教室、はりま酒文化ツーリズム協議会による菊酒のふるまいなどがあり、多くの市民や観光客の皆さんが興味深く眺め、楽しんでいました。