食用菊を開発 “地域発信フェスティバル”、”姫路食博2009″に参加
薬用植物園に植栽されるものは、基本的には教育研究のための薬草・薬木の類です。しかし、植物やさらに広く自然に対する関心を持ってもらうために、その他のものも多少植栽しています。食用菊もそのひとつであり、紫花の「もってのほか」と黄花の「阿房宮」の2種類があります。一昨年秋、この「もってのほか」の一株に枝変りの白花が出現しました。そこで、昨年より挿し木によって増殖させ、新しい白花の食用菊としての特性の分析や用途開発を進めています。
この開発のことが11月下旬に神戸新聞で紹介されました。また、11月21日(土)に開催された地域発信フェスティバルや21日(土)~23日(祝)まで開催された姫路食博2009でもパネルの展示を行いました。食用菊についてのパネル展示および以前から開発していたハーブティーの配布は市民の皆さんにも好評で、とても興味を持たれていたようです。