2022年12月3日(土)、臨床工学科の教員と学生らが「肺・腎臓の働きを科学する」をテーマに、中学生・高校生対象の「大学を楽しもう!!『カラダを科学する』講座2022」を開催しました。
実際に手術で使用している手術用ガウン、キャップ、手袋の着用、新型コロナウイルス感染症に関連するニュースで耳にされた「ECMO(エクモ):体外式膜型人工肺」の説明、機能が失われた腎臓の代わりを行う「人工腎臓」を使った実験などを行いました。
臨床工学技士の仕事について紹介するコーナーでは、病院などの医療機関において医師、看護師や各種の医療従事者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当していることや、医療施設の様々な分野で使用される医療機器がいつでも安全に使用できるよう保守・点検を行っていることなどをお伝えしました。 また、2021年の臨床工学技士法の改正によって、これまで医師が行っていた医療行為を臨床工学技士も担うようになったことや、医学と工学の知識を持つ臨床工学技士の活躍の場が、医療機関だけでなく医療機器の研究開発の場にも広がっていることなどをお話しました。
開講日時 | テーマ | 内容 |
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12/18(日) 10:00~ |
聴こえ・脳・声を科学する | 私たちのコミュニケーションを支える「聴こえ・脳・声」ってどうやって調べるの? 大学で実際に機器や道具に触れながら、聴こえの状態や鼓膜の動きやすさを測ったり、ことばや記憶の機能を調べてみたり、声の特徴を分析したりする体験を行います。【言語聴覚療法学科】 |
多くの中学生・高校生のご来場をお待ちしております。
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