2023年11月25日（土）、姫路獨協大学創立20周年記念ホールにおいて、歴史学者の小和田泰経先生をお招きして、はりま歴史講座 特別講演会「徳川家康と池田輝政－徳川家康に愛された婿・池田輝政の生涯－」（主催：姫路獨協大学・姫路獨協大学播磨会　後援 姫路市教育委員会・神戸新聞社）を開催しました。
　小和田先生は、今年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に資料提供というお立場で参加されており、ドラマの内容にも触れながら、徳川家康の娘婿・池田輝政の生涯について、テンポよくお話をしていただきました。

　司会を道谷卓副学長が担当し、播磨会を代表して竹田佑一会長より、ご参加の御礼と「はりま歴史講座」の趣旨をご説明いたしました。特別講演会の開講にあたり、清元秀泰姫路市長からご挨拶をいただきました。そのあと、講師紹介に続いて、早速、小和田先生の講演が始まりました。

　講演は、池田家の出自にはじまり、前半は、輝政の父・恒興の出生から小牧・長久手の戦いで戦死するまでの時代を大河ドラマの流れを絡めながら、関連する史跡の写真や地図をパワーポイントの画面に多く提示してお話しいただきました。後半では、輝政の父や兄の仇である徳川家康の娘婿にどのような経緯でなっていったか、また、姫路城を築いて姫路宰相100万石と呼ばれ、外様大名でありながら徳川幕府に重用された理由などもおりまぜながら、輝政の生涯を写真や地図を提示して、わかりやすくお話していただきました。

　最後に、井上清美学長による閉会の挨拶があり、特別講演会は、盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただきありがとうございました。