2020年から始まった新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、これほどまでの長期間、人・社会との身体的、精神的なつながりの機会を絶たれた事はなかったかと思います。大事な成長過程にある子どもたちと、人・社会との接点が危機的な状況にある中、生活空間を含む社会との接点を持つことの大切さについて、発達期に障がいのある子ども達の目線で一緒に考えていけたらと思います。
多くの保護者、教育保育関係者、療育関係者のご参加をお待ちしています。
開催日
2024年3月17日(日) 10:00-15:30(9:30受付開始)
セミナーはご自由に入退室ができますので、ご都合の良い時間にご参加ください。
会場
姫路獨協大学 講義棟4階 401D教室
託児所の準備はございませんが、お子様ご同席でご参加いただけます。
参加費
無料
定員
200名
申込み受付日
2024年1月15日(月)~3月16日(土)
下記お申込みフォームにて必要事項を記入の上、お申込みください。
お席に余裕がありますので、お申込みの受付期間を延長しました。できる限り事前のお申込みをお願いいたします。
申込み必要事項
氏名・ふりがな
職業
所属
住まいの地域(市まで)
ご希望の講義・講演
連絡先(e-mail、電話番号)
※ 車いす用のスペース・手話通訳をご用意しております。お手数ですがお申し込み時にその旨ご記入ください。
お申込みフォームへ
問合せ先・申込先
姫路獨協大学 地域連携課 のびのびセミナー係
〒670-8524 姫路市上大野7-2-1
079-223-9258(平日9:00~17:00)
079-285-0352
アクセス
お車でお越しの場合、学生駐車場をご利用ください
キャンパスマップへ主催
姫路獨協大学 医療保健学部 看護学部 子育て・発達障がいサポート運営委員会
後援
姫路市、姫路市教育委員会、姫路獨協大学同窓会
9:30
●受付開始
途中入退場自由です。
10:00-11:00
●講義(1)
「重症児(者)の快適な生活空間と社会との接点を考える」
村井弘育 医療保健学部 作業療法学科 教授
移動やコミュニケーションに困難さを持つ、重症児(者)にとって、自らの手で環境を変えることは難しく、そこには人的な支援が必要です。今回は、社会との接点を持ち続ける為に本人の能動性を保証し、快適な生活を継続するための支援について考えていきたいと思います。
11:10-12:20
●講義(2)
「子どもとの遊び、効果的なことばかけとは」
石井喜代香 医療保健学部 言語聴覚療法学科 教授
子どもの言語・コミュニケーションの発達には、大人のかかわりや、両者で共有する遊びが大きく関与します。そこで、子どもの意欲を支えるかかわりや効果的なことばかけ、やりとりが成立する遊びについて紹介します。
12:20-13:20
●お昼休憩・プレイルーム見学
日曜のため、食堂・売店などの営業はしておりません。昼食等はご準備のうえお越しください。
13:20-14:20
●講義(3)
「健やかで温もりのある親子関係への糸口-基本的欲求の観点から-」
藤井清美 看護学部 看護学科 准教授
人は、基本的欲求によって動機づけられ行動しています。選択理論は人が、いかに動機づけられ、どのように行動をするのかを脳の働きから説明した理論です。親子にとって、健やかで温もりのある人間関係について、一緒に考えてみましょう!
14:30-15:30
●講義(4)
「『ASD(自閉スペクトラム症)脳』と『環境』のつながり~感覚統合理論から読み解く~」
小西紀一 姫路獨協大学 名誉教授
ASD徴候は「機能的メカニズム(情報処理過程)にその原因がある」と示されている。この過程のいづれか典型的処理と異なる点があるために出現する現象であると解釈できる。これを感覚統合理論の枠組みから解釈し、対応策を提案させて頂こうと考えている。
●イタリアで見つけた共生社会のヒント~フル・インクルーシブ教育に基づく人々の暮らし~
2019年度地域コアリーダープログラムにおいてイタリア派遣で視察したフル・インクルーシブ教育に関わる施設や団体について写真展示にて紹介いたします。
JR姫路駅・山陽電鉄姫路駅前から神姫バス「姫路獨協大学行き」又は、 「姫路獨協大学経由大寿台行き」に乗車し「姫路獨協大学」で下車。
神姫バス運賃:片道300円
●中国自動車:福崎ICで播但連絡道路に乗り換え、砥堀ICで降り、国道312号線を姫路市街方面へ
●播但連絡道路:花田ICで降り、国道372号線を姫路市街方面へ
●姫路バイパス:姫路東ICで降り、国道312号線を北へ
■学生第1・2・3駐車場(合計320台収容) 1回 200円
(現金による精算方式です。100円硬貨をご用意ください。)