【報告】特別講演を開催しました!(理学療法学科)
在宅高齢者における最終段階での意思実現に向けての看護
~新型コロナ感染症自宅療養患者の看護経験を通して~
医療保健学部理学療法学科では、9月3日(金)2時限目(10:40〜12:10)に看護師としてコロナ患者に向き合い、対応してきた体験を伝えて頂ける機会として藤田愛 様(医療法人社団 慈恵会 北須磨訪問看護:リハビリセンター所長)をお招きし、講演会を開催しました。
昨年に引き続き今年度も、新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の感染拡⼤により学内教育・臨床教育(臨床実習)への影響は多⼤なもので、臨床実習では⼗分な時間が確保できず、感染対策を実施する等、通常の形態で教育を実施することが困難でした。
今回の特別講演会は、医療職として社会全体の健康をどのように考えるか、コロナ感染危機の中でどのように取り組み、どのような対応が必要であったか、学⽣ならびに⼤学関係者ともども、あらためて考える機会になりました。
参加者のコメント
- 患者本人や家族の意見を尊重する藤田さんが、医師に家族の思いを伝えている。
そんな看護があることを知りました(理学療法学科学生)
- 藤田さんは新型コロナ感染症に対しての訪問看護で、短い時間(約15分)で出来る最高の看護を目指されている事を知りました。
また、「病床がひっ迫し亡くなる命がある」という事を藤田さんから聞きコロナ対策の重要性を学びました。(理学療法学科学生)
- 医療職を目指す者として、新型コロナの感染対策を十分理解できていませんでした。
他人に感染させないためにも、「自分看護力」が必要だと学びました(理学療法学科学生)
- 家族・患者本人と看護師が新型コロナにどう対峙しようとしているのか、そんな現場の直接の声が胸に刺さりました。(事務職員)