最新情報

2023年8月 学長メッセージ

今までに経験のない連日の猛暑です。7月27日には、国連の事務総長が、「地球温暖化の時代は終わり地球沸騰化の時代が到来した」との警告を発したことが報道されました。 猛暑を嘆くだけでなく、私たちを取り巻く環境の変化、植物や動物、食糧生産への影響、防災、食料供給の仕組みなど、大学生として、広い視野で社会構造への理解をしっかり進めていきましょう。 未来の私たちの行動の在り方を考えることは、待ったなしだと思います。

また、兵庫県は、コロナ感染者が再び増加している地域と報道されています。状況に応じた適切な判断が求められている状況です。必要時には、身に着けた基本的な感染予防行動を続けていきたいと思います。



さて、7月には、中学生のトライやる・ウィークなど大学を知っていただく機会がありました。 また、学生さんたちが熱心に活動してくださったフードドライブ活動は、みんなが協力できる取り組みの具体として3年目となって、学生さんの意識あるSDGsの取り組み継続に敬意を表します。 協力してくださった皆様にも感謝申し上げます。

大学生活には、学生であるからこそ保障される「自由で豊かな感性と行動」があります。 それぞれの学修を通して、また、スポーツや文化活動、ボランティアなどを通して、多様な出会いやコミュニケーションを経験してください。 自分を大切にしつつ、俯瞰的に広い視野で物事を考える習慣を鍛えていきましょう。



夏の期間は、小・中学生や高校生の体験学習など、世代の違う方々に大学に来ていただく機会も増えてきます。大学図書館も高校生の自習学習に開放しています。

オープンキャンパスも8月には、たくさんの学生さんに来ていただくので、在校生や教職員共々、夏バテしないで、本校の魅力を伝えていきたいものです。 本学は、学生さんたちが、主体的に後輩のためにと、いろいろ工夫してくださるので、教職員にとっても大いなる活力発揮、大学の魅力の再発見となっています。 私も毎回、いろいろな出会いがあるので楽しんで参加しています。今年は、毎回姫路市高等教育室からの応援メッセージがあることも嬉しいですね。



最後に大切なひとこと、学生の皆さんには、学業の道標である定期試験を乗り切って、自律的な夏季休業期間を有効に過ごしていただきたいと願っています。学習習慣の継続は、大学生として、最も重要な責務です。共に頑張りましょう。

学長 井上清美