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2009年12月01日

臨床工学科3年生が姫路防災プラザを見学しました。

 臨床工学科3年生が、通常学内での医用治療機器学実習(担当:片山俊郎教授、難波経豊教授、福田誠准教授、小寺宏尚講師、山森由恵講師)のテーマの一つとして、(学外)姫路防災プラザを見学しました。
 7/22午後、救急車内を見学させていただいた後、学生が負傷者モデルとなり救急出動の際の負傷者への初動訓練を実施いただきました。また救急指令センターの見学をさせていただき、いずれも非日常なお話を聞かせていただきました。
 さらに、AED使用訓練を全員が行いました。「姫路では、まだAEDの活躍で救命された実績がないが、我々が教えた皆さんがそういった現場に出くわしたときには、是非 今回訓練を活かして活躍してほしい」とのお話でした。
 救急医療崩壊が紙面をにぎわすなかで、姫路でも昨年12月7日朝日新聞朝刊にて「16病院受け入れ拒否、姫路救急搬送、66歳死亡、医師不足揺らぐ輪番制」記事が掲載され、大きな話題となりました。その後近隣でもシンポジウム、勉強会等が開催され、「本当に必要な人が享受できるシステム」を目指し、少しですが、無為な出動も減っているそうです。救命士有資格方々のこれまで蓄積してこられた実績、能力を、医療施設での救急チーム医療にも活かしていただけないか、全国的には試行も始まっています。
 今回見学のために準備、懇切丁寧に説明下さったスタッフ、救急救命士の方々に大変お世話になりました。どうも有り難うございました。
(文責:福田誠)

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