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2011年01月07日

福田誠准教授著の書籍 「臨床工学講座 生体物性・医用材料工学」(監修 日本臨床工学技士会教育施設協議会) が発刊されました。

生体物性と医用材料工学は、どちらも臨床工学の学問体系および臨床工学業務にとって、生理学(医学系)や物理学(工学系)などを基本に、医療機器を安全に使用するうえで必要な知識・技術である。これらはお互いに密接なつながりをもっているため、本来ならば両者を関連づけながら学ぶことが必要であるが、これまでは別々に編纂されたテキストなどを用いて個々に学ばざるを得なかった。(中略)
このような学問分野の臨床工学関連書籍として、はじめて「生体物性工学」と「医用材料工学」を関連づけながら学ぶことを念頭に、融合した内容として本書を発刊できたことは、臨床工学における教育体系を構築するうえでも大きな一歩であると考える。(中略) 臨床工学技士を目指す学生諸君のみならず、教育現場の第一線で活躍されている教員の方々におかれても、「臨床に必要な生体物性・医用材料の基礎を理解し、工学的センスをもって医療機器を安全・効果的に活躍できる能力を養う」手引きとして、本書が臨床工学技士教育向上のため寄与できるものと信じている。 
(2010年  編集 中島章夫、氏平政伸)