みえ福祉用具アイデアコンクールにおいて表彰されました [作業療法学科]
平成22年度みえ福祉用具アイデアコンクールにおいて、作業療法学科4年次生の入佐美由紀さんの作品「ティー(手)バック」が「三重県作業療法士会賞」に選ばれました。
入佐さんは12月4日(水)に開催された「みえ福祉用具フォーラム2010」での表彰式にも参加しました。このフォーラムには全国の福祉機器メーカーも参加しており、実用性が高いと判断された作品は、製品化の声もかかるようです。期待したいものです。
入佐さんは、脳卒中片麻痺の方が買い物などでお金を払う時に、片手では小銭を財布から取り出すことが不自由ではないかと考え、下図のように片手で操作しやすいように工夫したバックを考案しました。バッグのファスナーを開くと、開いた部分が台になり小銭を広げ、その上で作業ができるようになっています。
学生のみなさん、想像力あふれるアイデアが思いつけば、ぜひ種々のコンクールに応募してはどうですか?もしかすると、商品化につながる可能性もあります。
作業療法学科 教授 横井 賀津志