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2013年12月16日

子育て・発達障碍サポート「わくわく遊び場」11月活動報告 [こども保健学科]

 姫路獨協大学 医療保健学部 こども保健学科では、子育て・発達障碍サポートを目的に、毎月第3土曜日に「わくわく遊び場」活動をしています。
 11月の保育テーマは、「からだのかたち」です。
 子どもたちは感覚統合理論に基づく遊具のあるプレイルームで約1時間、しっかりと「からだ遊び」をします。
 その後、保育室で約30分「お集まり」をします。
お集まりの内容は、
1.手遊び 2.紙芝居 3.パネルシアター 4.製作活動(キワニスドール)をしました。
 手遊びは「あたま・かた・ひざポン!」です。ここでは「あたま・かた・ひざ」に加え、「あたま・かた・おしり」「あたま・かた・せなか」と、彼らの苦手な「見えない身体部位」への注意を、身体模倣活動の中で向けます。
 紙芝居は「みんなでポン」です。手遊びの「ポン」という言葉、「手を叩く」身体動作と保育テーマとの連続性を保ちます。○△□の基本形を視覚的に理解した上で、パネルシアター活動へつなげます。
 パネルシアターは「○△□で何ができるかな?」です。色画用紙を使って○△□を作り、1.お月さま 2.月見団子 3.四角の家 4.三角屋根 5.車 6.ロケット 7.山 8.おにぎり 9.富士山 10.男の子と女の子と展開しました。
 その後、キワニスドールを使って「自分のからだ、からだのかたち」を表現します。子どもたちには初めての活動ですが、迷うことなくペンを持ち、力強い線と色で自分を表現していきます。
 子どもは鏡を見て顔から描いたり、今朝こけて足を怪我した子どもは足から描き、お気に入りのお洋服を念いりに描く子どももいます。
 なかには1時間あまり集中して、白い部分がなくなるまで描いた子どもがいます。始めて出会う道具・遊具に立ち向かう力、イメージをかたちにする力、やり抜く力、いずれも子どもの内なる世界の広がりが豊かに見える活動となりました。