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2013年12月20日

第4回バンベの会開催(報告) [外国語学部] 

 12月19日(木)19時より城東公民館にてクリスマス会を兼ねた第4回バンベの会を開催しました。「バンベ(bạn bè)」とはベトナム語で「友達、仲間」という意味です。
 本学日本語教育ボランティアグループ(略称:HDU日本語ボランティアグループ)では、毎週木曜の19時から20時半まで姫路市立城東公民館において地域在住外国人のための日本語学習支援をおこなっています(城東日本語教室)。この日本語教室の特徴は本学外国語学部の日本語教員養成プログラムで学ぶ学生が中心となり、ボランティアとして参加していることです。2010年度から城東日本語教室に参加している学習者とボランティアとの交流をより一層深めるため、年に1回「バンベの会」を開催しています。ボランティア学生の大半は国際交流倶楽部に所属しており、学内では留学生との交流を図るべく、いろいろなイベントを実施しています。
 19日は年内最後の城東日本語教室の日でもあり、学生たちは12月に入ると授業の合間を縫って、景品の購入やラッピング等、準備に取り組みました。当日は、夕方から小雨が降り出し、参加者が少ないのではと心配しましたが、19時過ぎからぼつぼつといつもの顔ぶれが集まり、主催側は胸をなでおろしました。まず軽食をとりながら初対面の人は自己紹介をしたりして、日本語でのおしゃべりを通してお互いに打ち解けたところで、ジェスチャーゲーム、ひらがなビンゴゲームをして盛り上がりました。
 参加者は学生ボランティアだけでなく社会人ボランティア、留学生、姫路市在住のベトナム・インドの方など30名を超え、大盛況でした。幼児・児童から社会人まで年齢層も幅広く、日本・中国・台湾・ベトナム・インドと多様な国籍の人々が集いました。最後の後片付けは、みんなで協力して、アッという間の楽しい1時間半でした。これからも、このバンベの会が続くことによって、姫路市に暮らす人々の相互理解の場となることを願っています。