医療保健学部子育て・発達障碍サポート運営委員会では、当事者の主体性を大切にした支援のあり方、「主体は誰だ!?」をテーマとして、『第5回のびのびセミナー』を2月14日に開催しました。これは発達障碍支援の関係者や保護者を対象としたもので、遠くは北九州や近畿各県より保育士や特別支援学校教員、児童デイサービス職員、作業療法士など約120名の参加がありました。
午前中は、本学の発達支援に関わる専門教員からの肢体不自由児や発達障碍児への当事者の主体性をテーマにした関わりや、子育てに関する講義に加え、放課後等デイサービスゆめクラブで活躍されていた児島文子先生によるご講義をいただきました。
午後の特別講演(1)は発達障害の当事者であり、そのサポートをされている“京都MAC”の方より「大人の発達障害について」シンポジウム形式の討論会を行い、特別講演(2)では、浅野恭子先生より、子どもの性発達についてご講義いただきました。
また今回は、初の試みとして『はりま発達障害支援サービス見本市』も同時開催しました。姫路を中心とする播磨地域で発達障害支援に携わる22の施設、団体が会し、情報交換、おもちゃや支援グッズの紹介等が行われました。療育関係者だけでなく子育て最中の保護者の参加も多く、支援の有用な情報を共有することができたようです。